
教育理念

金井幼稚園では、太陽や木や泥や畑、動物のいる環境を用意し、園を「子どもの広場」と考えています
そこでは仲間とふれあったり「あそび仕事」をするなかで、人間を大切にする心が芽生え、一人ひとりの大切さや仲間と一緒にいる価値がわかるようになります
何事もやりとげるまでの過程を大切と考え、仲間と全力で話し合い、試み、創りあげる活動を通して、自分の意見を仲間の中ではっきりと伝えることのできる子どもを目指します
美しい自然や人の心に感動することは、子どもたちの感情を豊かにします
物ごとへの感動は子どもたちに興味・関心を引き起こし、仲間への共感はその信頼と愛を高め、より高い感動へと導かれます
その感動はイメージをふくらませ、表現することにつながります
子どもたちにとって身体は全ての基と考え、よく動く手や足をつくりあげ、仲間と協働することで心を養い、より高い知恵をもった子どもを育てようと試みています
金井幼稚園の教育では「どの子も育つ」という信条のもと、性格がおとなしい子どもや、やんちゃで好奇心旺盛な子、引っ込み思案でなかなか前面に出ない子、個性の際立っている子など、『みんなちがってみんないい』という考えを実践しようと試みています
子どもたちが伸びようとする力を信じ、子どもたちの傍に寄り添い、見守ることで、子どもたち自らが仲間とともに自信を持って生きていく力が培われることを願っています
園長より

子どもたちにとってあそびはエネルギーであり身体を流れる血とも言えるでしょう
あそびをあそぶことで子どもたちは先に掲げた教育の目標を達成するすべてのことをそこから学びとります
また、園の子どもたちの周りにある身近な自然は感動や想像力を豊かにし、新しいものを創りだす興味や関心をかき立てることでしょう
人は人の中でしか豊かに育たない
あそびの中で発見したり感動したことを、仲間と共有することでより豊かな関係を構築し、物ごとをじっくりと考える力を友達との関係から学びとります
また、一つの目標に向かって友達と協働することは共感する喜びをそこに発見するでしょう
この「子どもの広場」には保育者や保護者の良い関係があります
そのことは子どもたちの人を大切に感じる心を育て、自分は自分のままで良いという自己肯定感を培います
私たち大人は、こんな環境を守るためにも子どもたちに謙虚でありたいものです
子どもたちの環境の大きな要素になっていることを願っています
金井幼稚園 園長 木都老克彦(きどころかつひこ)
例えばこんなこと…

一人一人のカリキュラム
金井幼稚園では、一人一人の興味や関心を出発点とした『あそび』をもとに
学びや発達へとつながるカリキュラムを考えています
決まった枠の中に入れ込んでいくのではなく、
その時、その子に必要な成長を保育者がサポートする形で生活が進んでいきます
自分を大切に 人を大切にできる子どもを
子ども時代に大切にされた子どもは
他の人のことも大切に思えるようになるのです
人との関わりを心地よいと感じ
一緒に生き合う喜びを知っていることは
自分は自分のままで良いという自己肯定感を培っていってくれることでしょう
