命を大切に育む生活を考える・・・


 この園での生活の中で、子どもたちに一般の社会が考える「いのちを大切にする感性」が育っているかは、他の環境を生きるより機会が多いのだと自負しています。子どもたちが動物に注ぐ眼差しは温かく、同じ生活を営む友だちと感じているではないかと思う場面に日々遭遇します。それは、自分以外の物や動物、人に対する温かい眼差しと言い換えてもいいのかもしれません。これは、この園のすべての環境に子どもたちが働きかけて得られたものと確信しています。
 
その筆頭が動物たちとの関わりでしょう。ヤギやアヒルに優しく語りかけている子ども、同じ立場でうまく伝わらないことを夢中になってウサギに説得をしている姿など、日々の園生活の中で子どもたちが機会を自然と受け入れる環境が用意されているからだと確信しています。

 当然、動物のいない環境でもこれらは育つと思いますが、今の時代ではなかなかそれらの機会を提供することは難しいのではないかと思います。しかし、子どもたちにとって自分以外の命のあり方を理解する手立てとして、動物たちとの生活が必須ということであれば、ヤギは無理でも小動物を身近に置く環境は作り出す必要があるのではと思います。

 そして、それらをどのように大人が扱い、位置付けようとしているかが子どもたちの環境教育にとって大切なことではないかと感じています。それらが園の環境全体に流れた時、子どちはその何かを体に流し込むことで自分自身のいのちを感じるのではないかと思います。

8月15日という日を迎えて






子どもたちにとって、あそびは生活そのものです。幼稚園でおもしろいと思うことを仲間と見つけ、いっしょにあそぶことで、社会性や相手の気持がわかるようになります。

不思議さを追求する心

環境から受ける刺激は子どもたちにとって計り知れないものがあります。不思議と思うことが、子どもたちの興味を拡げ、知りたいという思いを膨らませます。生活の中で得た知識は、子どもたちのかけがえの無い財産になります。

子どもたちにとって表現することは自分を見つめることになります。また、自分自身を表現することで友だちと繋がると言う感覚を身近なものと捉え、何気ないふだんの生活の中でこそ大切にしなければならないことと思っています。