

子どもたちはどのように
育つのか?
※ 人間を大切にする子ども。
※ 仲間の中ではっきりと
自分の要求をだせ、
みんなで力を合わせる
ことを大切にし、それを
やりとげる
喜びがわかる子ども。
※ 美しいものに感動し、
想像を豊にし、
新しいものを創造する
子ども。
※ 物ごとに興味や関心を持ち、
考え、主体的に活動する
子ども。
※ 体、心、知恵のバランスが
とれて発達している
子ども。
以上の5つの目標を掲げています。この一つずつが幼稚園の生活や環境と密接に関わり、子どもたちを発達させ、成長させるのです。では、子どもたちを成長、発達させる生活と環境とはどういうものなのでしょうか?このホームページをじっくりと見て頂けたら、理解出来るのではないかと思います。
まず、子どもたちに用意されているのは「あそび」です。子どもたちにとってあそびはエネルギーであり身体を流れる血とも言えるでしょう。あそびをあそぶことで子どもたちは上記の目標を達成するすべてのことをそこから学びとります。また、園の子どもたちの周りにある身近な自然は感動や想像力を豊かにし、新しいものを創りだす興味や関心をかき立てることでしょう。
人は人の中でしか豊かに育たない。あそびの中で発見したり感動したことを、仲間と共有することでより豊かな関係を構築し、物ごとをじっくりと考える力を友だちとの関係から学びとります。また、一つの目標に向かって友だちと恊働することは共感する喜びをそこに発見することでしょう。
この「子どもの広場」には保育者や保護者のよい関係があります。そのことは、子どもたちの人を大切に感じる心を育て、自分は自分のままで良いという自己肯定感を培います。私たち大人は、こんな環境を守るためにも子どもたちに謙虚でありたいものです。より良き人と人の関係が、子どもたちの環境の大きな要素になっていることを願っています。
金井幼稚園 園長 木都老克彦(きどころかつひこ)
子どもたちのこんな笑顔が見たい!
砂場で思考する姿

夢中になる表情
子どもたちは興味や関心のあることは真剣に向き合います。思考する表情は真剣であり、集中する瞬間です。おもしろいを追求できる環境がここにはあります。子どもたちが集まって、それぞれの考えを言い合いながらプロジェクトを作り上げる行為は、協働や共同という経験を一歩づつ歩いているのでしょう。
表現で繋がる

みんなと一緒に表現する喜び
「だあれ、てぶくろに住んでいるのは?」「食いしん坊ネズミ」「あなたは?」こんなやりとりが友だちとできる喜びは、自分がしっかりと見えてきて初めて理解する喜びです。子どもたちの生活とあそびを通してしっかりと育ち合うことで自分と友だちという環境が自分自身を育てているということを理解するのでしょう。みんなと一緒、こんな素晴らしい環境を生きる子どもたちに感謝!
動物との関わり

動物は子どもたちの仲間です
子どもたちは園に通い始めてまずはものとの関わりを求めます。それは、自分と物との繋がりを確認することで安心を得るためのようです。そして、身近にいる動物との関わりは会話に到るまでの心のやり取りをこの環境で充分に行うためでもあります。子どもたちは動物と心のやりとりをとおして優しさや強さ、悲しみや安堵を学ぶのでしょう。動物は仲間であり友だちなのです。