子どもたちにとって幼稚園はどのようなところなのでしょう。外から見ると、大人が子どもたちと一日中あそんでいるところという印象があります。でも、本当にそうでしょうか?私たち保育者がどのように考え、子どもたちを教育しようとしているかをここで整理しながらお話します。先ず、私たちこの園の保育者が子どもたちの育ちの目標をどのように考えているか、ということですが。
☆ 人間をたいせつにする子ども
☆ 仲間の中ではっきりと自分の要求を出せ、みんなで力を合わせることを大切にし、それをやりとげる喜びがわかる子ども。
☆ 美しいものに感動し、想像を豊かにし、新しいものを創造する子ども。
☆ 物ごとに興味や関心を持ち、考え、主体的に活動する子ども。
☆ 体、心、知恵のバランスがとれて発達している子ども。
以上の5つの目標を掲げています。この一つずつが幼稚園の生活や環境と密接に関わり、子どもたちを発達させ、成長させるのです。では、子どもたちを成長、発達させる生活と環境とはどういうものなのでしょうか?このホームページをじっくりと見て頂けたら、理解出来るのではないかと思います。
まず、子どもたちに用意されているのは「あそび」です。子どもたちにとってあそびはエネルギーであり身体を流れる血とも言えるでしょう。あそびをあそぶことで子どもたちは上記の目標を達成するすべてのことをそこから学びとります。また、園の子どもたちの周りにある身近な自然は感動や想像力を豊かにし、新しいものを創りだす興味や関心をかき立てることでしょう。
人は人の中でしか豊かに育たない。あそびの中で発見したり感動したことを、仲間と共有することでより豊かな関係を構築し、物ごとをじっくりと考える力を友だちとの関係から学びとります。また、一つの目標に向かって友だちと恊働することは共感する喜びをそこに発見することでしょう。
この「子どもの広場」には保育者や保護者のよい関係があります。そのことは、子どもたちの人を大切に感じる心を育て、自分は自分のままで良いという自己肯定感を培います。私たち大人は、こんな環境を守るためにも子どもたちに謙虚でありたいものです。より良き人と人の関係が、子どもたちの環境の大きな要素になっていることを願っています。
金井幼稚園 園長 木都老克彦(きどころかつひこ)