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表出の時期

P6190196.JPG感覚を取り戻す
子どもたちの表現する第一歩は表出することです。泥、水、砂、を使って子どもたちが自由にあそぶことも表出の一つですが、こんな風に子どもたちみんなで色の綺麗なフィンガー絵の具を使って手や指の感覚を駆使して表出する楽しさを味わってもらいたいと思います。

刷毛を使って

P5260356.JPG何かを表現する
まだ自分自身の中に表現することへの抵抗がある子や評価を気にして、表現することが苦手と判断している子どもたちは、こんな形の表現方法も楽しいのではと思います。個人で筆を持つことは、表現することが苦手と感じている子どもにとって、苦痛になりがちです。こんな大きな紙にみんなでワイワイするうちに、川ができたり道ができたり、それぞれのイメージを言葉で確認しながら表現しています。

生活の中の表現

P4230167.JPG生活と表現
一見、表現とは結びつかないような写真ですが、子どもたちにとって日々の驚きや感動を自分の体験として自分の中に取り込み、それらをまた再構築して表現として表します。例えば、自分の経験や体験が楽しければ楽しいほど子どもたちはそれら楽しさの本質を表現します。遠足に行った経験はそれぞれの子どもによって印象が異なります。ある子は道の途中にあった鉄塔に心を惹かれたり、ある子はあそんだ川の印象であったり、みんなで穫った沢ガニであったりします。私たち大人は、遠足の絵はその遠足が解る表現を求めがちです。子どもたちにとってはそれぞれの興味のありようで表現が違って来るのです。その多様性を認めたいものです。

遠足に行って

CIMG1493.JPGカニを描く
年中の遠足で沢ガニを子どもたちが夢中になって捕まえました。園に帰って来た後もクラスで飼っていました。毎日のように子どもたちはカニを見たり,触ったり、あそんでいました。そんな関わりの後絵の具を使って描いてみました。こんな楽しげなカニの絵が子どもたちの心にあったのでしょう。画面一杯に自信に満ちあふれるような表現です。

うさぎとの関わりから

CIMG3893.JPG自分とうさぎ
園の生活の中で子どもたちは身近に動物たちを感じています。うさぎを抱いて園中を歩いていたり、餌を毎日のようにあげることで、自分とうさぎとの距離を親密なものにしています。そんな中でこのような表現が生まれてきました。うさぎとの生活の喜びが画面に表れていると思います。自分とうさぎ、こんな関係が生活の中から生まれて来るのです。

アリを飼って

P9130246.JPGアリとの関わり
だんごムシ、かたつむり、カマキリ、アリ、子どもたちにとって身近な虫たちです。そんな虫たちの生活をかいま見ようとクラスで飼育してみることもあります。そんなアリたちの姿を子どもたちは興味を持ってみてきました。この絵はそんなアリたちと自分の生活を融合させるような絵になっていると思います。アリはアリではなく自分の姿をそこに感じずにはいられません。楽しい自分たちの生活の喜びがあふれています。

カイコを飼う

CIMG1925.JPGカイコ
園では毎年、カイコを300匹ほど飼います。子ども一人に1〜2匹位を自分のカイコとして飼育します。子どもたちは毎日、桑の葉を探したり、町の中の桑の葉のある場所の情報を求めたりしながら飼っています。カイコの肌の心地よい感触を自分の頬につけて感じたり、手の中で動く感触を楽しんだりしています。お日様が輝くカイコのみんなが勢揃いの表現です。子どもたちの生活の一面が描かれています。

園外へ出かけて

CIMG1924.JPGザリガニ釣りへ
この絵はクラスのみんなで「かっぱ池」へザリガニ釣りへ行った後描かれたものです。「かっぱ池」で色々あそびました。草で笛を作ったり、ザリガニを釣ったり、花を摘んだりしました。ある子が池の中に大きなカメがいるのを発見し、みんなで大騒ぎでした。そんな驚きが

子どもの絵をかざる

P6280392.JPG部屋に絵を飾る
子どもたちが表現してくれるものは、必ず部屋に飾るように心がけています。子もどもたちの生活の断片を保育者が大切に考えるからこそ認め、子どもたちみんなで鑑賞するのです。それぞれの子どもたちが胸をはって自分たちが描いた絵をお母さんや私たち保育者に語ることは、子どもたちの誇りでもあるでしょう。